どうも私は攻が相手、もしくは攻・受両方と親しい人に、攻が殴られるor痛い目にあうシュチュが好きみたいです(笑)
ドタバタコメディが好きなんです。
でも、やっぱり湿っぽい薄暗い話になっちゃうんだよなあ・・。
上下する胸の、ぷくりと尖った突起を舌先で転がしたいと思いながら、アレルヤの精で濡れた手袋を床に落とす。
自分でも、急ぎすぎだと思う。
本当ならもっと時間をかけて、身体だけでなく心も蕩けさせて、乱れさせてよがらせて。
気がおかしくなるほど、啼かせてみたい。
けれど。
「アレルヤ、腰を少し上げてくれないか」
息の整ってきた相手に、そう告げる。
下着ごと引きずりおろそうと、指をかけた時、閉じていたアレルヤの眼が、ぱっと開いた。
『マズい』
避ける間もなく。
がつん。
「がはっ」
ロックオンの右顎に、恐ろしいスピードで繰り出された拳が見事に命中する。
凄まじい破壊力に、視界がぶれた。
めりめりと、骨の軋む嫌な音を聞きながら、ロックオンは床の上に吹っ飛んで転がる。
「手前ッ」
身体を起こしたアレルヤの眼が、ギラギラと金色の光を発した。
「俺のアレルヤに、汚い手で触ってんじゃねえよッ」
素早く衣服と調えると、床に転がったままのロックオンに蹴りを入れる。
先刻までの優しい雰囲気は一転し、攻撃性をむき出しにした凶暴なイキモノがそこにいた。
―――ハレルヤ降臨。
「アレルヤにエロいことばっかしやがって・・犯すぞ、この野郎ッ」
「ぐはッ・・・・や、やあ・・ハレル・ヤ・・・」
「ああ?そんなにしたけりゃ、突っ込んでヒィヒィ言わせてやろうか」
下腹部の大事な所を、ブーツの踵で容赦なく踏みつけながら、ハレルヤは冷酷に、鬼の如く笑う。
『ハレルヤ、ハレルヤ、やめて!』
「お前は黙ってろ、アレルヤ」
当然ながら、アレルヤの声はハレルヤ以外には聞こえない。
故に、内なる声と話をするハレルヤ(もしくはアレルヤ)は、傍から見れば、かなり不思議な人だ。
ロックオンは随分慣れてきたが、知らぬ者が見れば、かなり驚く・・と言うより、退く。
「お前が大人しいのにつけ込んで、したい放題じゃねえか」
それは違うと、心の中だけでロックオンは呟く。
好き放題しようにも、今みたいに殆どハレルヤに邪魔をされて、悪戯程度で終る。
後で盛大な溜息と共に行き先を失った熱を処理するのだが・・・かなり、切ない。
『僕が良いって言ったんだ』
「お前は優しいから、断れないだけだろう」
『違うよ・・・僕は、彼のことが・・。ロックオンは君が思っているような人じゃないよ。彼は分別のある大人だ』
「大人?ただのエロジジイなだけだろ。オンナ相手にするより、リスクもねえ手間も省けるって、性欲処理の道具にされてるだけだろうがッ」
『ハレルヤ!』
まあ。
『・・・エロジジイについては、否定しなけどね』
せめてエロ親父程度にしてほしかった。
やはり心の中だけで呟いて、ロックオンは苦笑する。
相当嫌われているだろうとは思っていたけれど。ここまで徹底的に嫌われているとは。
「こんな野郎の何処がいいんだ。お前のことを一番想っているのは、俺だッ」
『・・・そうだね。僕も、君が大切だよ』
そうだけど、そうだけど、ハレルヤ。
またもや長くなったので中途半端なところですみません・・・。
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