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日々のつらつらヲタ雑記
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冬になると猫があちらこちらで用を足してくれるので、部屋中リ○ッシュ臭・・&山ほどの洗濯モノ。
おかげで鼻が痛いです。そして換気しすぎて寒いです(涙)

アレロク文があんまりだったので修正しました。あんまり変わってないっちゃーそこまでですが。
だらだら喋ってる二人が好きです。

そして八話。
もう一度視聴したんですが(今度は落ち着いて見れました)、やっぱりロクのことばかり気になります。
一番強く、安定していると思っていた彼が、実は一番あやうい。
テロという行為に、視野が思いっきり狭くなって、ぶっちゃけ、正気じゃなくなってる?
今なお、彼の身体にはテロに対しての怒りが収まらず、怒りに見境がなくなってるよーな。
あれじゃあアリと対峙した時の刹那と大して変わらないんじゃ・・・。
アレも脆いとは思っていたけれど、ロクの方が心配になってきた。
人間くさい彼だからこそ、なのかも。

あと。師匠ロクオンありがとうーーー!!(思いっきり夜嬢世代すね・・・俺ら。でもロク受お取り扱い様は、意外に年長さんっぽいよ・・・?)
ロク美人ーー!!!ハレロクいいですよ!(そして表紙もよろしくです・・・・)


「餓鬼の頃はさ、なぁんにも意味なんかなくて、ただ衝動に駆られて、セックスの真似事しただろ?それ以来だったんだよ」

白い手が穏やかに、後頭部を行き来する。

他者に頭を撫でられるのは、もしかしなくても初めてかもしれない。

自分を慰めているらしい彼の言葉も、行動も、何もかもがくすぐったい。

何だか、心が溶けていくような、不思議な感覚だった。

ロックオンに抱き込まれて、彼の肩に頭を預け、アレルヤはロックオンの整った横顔を薄闇の中、見つめていた。

整っていても冷たさはなく。

彼の唇と同じく、甘くてやわらかい。

「お前だって、似たよーーなこと、してただろう?」

「・・・してません」

「え。お前なぁ・・」

「してませんよ」

驚いて自分を見ているロックオンの眼に、小さな灯が落ちていて。

アレルヤは薄っすらと微笑む。

「あまり、他人と係わる生き方をしてきた方ではないので」

「・・・・・」

何か言おうとして、ロックオンの唇が開いたけれど、無言で閉じられた。

マイスターの素性も、機体と同じく最高機密事項だ。

それはマイスター同士でも、変わらず。

故に、互いのコードネームしか知らないのが当然だった。

知ってはならない。

知られては、ならない。

例え、肌を重ねていても、分かち合えるのはその場の熱と、快感だけ。

理解もしていたはずなのに。

寂しさよりも、空しさに似た感情が胸に満ちてきて。

アレルヤは身体の力を抜いた。ロックオンに体重を全て預けてしまうけれど、彼の体温をもっと感じたかった。

「・・・俺も似たようなモノだけれど」

と、呟いて、まるで呼応するように、ロックオンはアレルヤの頭を抱きしめた。

同じことを、考えていたのかもしれない。

伝わる体温が、高いと思った。

「何の話してたんだ。・・・・だから、謝るなよ。俺だってしたかったし、お前ならいいかって思ったから」

「でも『想定外』、だったんでしょ?」

「ぅ・・・、まぁな。そっちの方に長けてるとは思えなかったし、するなら、俺かなって。――って、何笑ってんだよっ」

「いえ。笑ってなんか」

「伝わってくんだよ」

「実際、経験豊富、とは言い難いですし・・・一方的過ぎました。すみま・・」

「だから、謝るなって」

額に押し付けられた唇が、少し乾いていた。それも何だかくすぐったい。

「何なら、今からしますか?僕は構いませんよ」

「・・・・莫迦、腰が痛いっての。次の機会に、取っとくわ」

「了解」

次など、永遠に来ないかもしれないのに。

ただ、今はこの甘い雰囲気に浸っていたい。

「・・・ロックオン」

「汗臭いとか、精液臭いとか言うなよ」

「そうではありません。ふと、貴方の子供の頃は、どうだったのだろうと思って。さぞ、可愛い子だったんでしょうね。貴方を見れば想像できます」

「あ?クソ生意気な餓鬼だったよ」

「本当に?」

白い頬は薄薔薇色、艶やかな唇も同じ。

髪は柔らかく波打って、翠の眼は零れるほど大きくて。

親など知らぬ自分とは違って、「幸福な家庭」に育ったのではないかと、アレルヤは思っていた。

肌の温もりを知る人なのだと、抱きしめられている今、確信した。

「女の子と間違えられてませんでした?」

「莫ーー迦」

撫でていた手が、軽くアレルヤの髪を引っ張る。

「幾らなんでもそりゃないだろ」

「そうですか?」

「当り前だ。そうだなぁ・・・刹那を――・・・」

そこで、言葉がとまってしまい。

抱き込まれたままで、その位置からロックオンの表情は見えなかったが、彼が言葉を捜しているのは想像できた。

けれど、沈黙が、思ったよりも長くて。

「ロックオン?刹那が、どうかしましたか」

「・・・いや、何でもない。何でもないよ、忘れてくれ」

「貴方が、そう言うのなら」

全然、似てないわ。

自嘲に似た呟きが気にはなったが、忘れろと言われたばかりで、まぜっかえすのは躊躇われた。

アレルヤの髪を弄っていた手が、突然ぱたりと、シーツに落ちる。

大きく、欠伸をして、いよいよ、眠りに入ろうとしていた。

元々、眠ろうとしていたのを邪魔したのだ。

ロックオンの頬を、アレルヤは指で細かく叩く。

「ロックオン?眠いのは分かりますが、その前にシャワーを」

「少しぐらい汚くても、我慢しろよ・・・」

「そうじゃなくて。僕、中で出しちゃってるんですよ」

「うっさい・・・腰がだるくて、動けねぇっての・・・」

「明日はもっと辛いんじゃ・・・ロックオン?」

言い終えるが早いか、すぅすぅと寝息を立てはじめた。

相当、眠かったらしい。

「ロックオン、本当に眠っちゃったんですか?」

相変わらず彼の腕は、強く自分をとらえたままで。

強く抗えば、解けるだろうけど。

このまま、自分も眠ったほうが、いいのだろうか。

でも。

『貴方の腕が、しびれないといいのだけれど』

絶対しびれる。

しかも利き腕だ。急なミッションで起こされた時、腕が動かないでは話にならない。

けれど。

こんなことは、二度とないかもしれない。

離れ難いのは、人肌の滑らかさ故か、相手が、彼だから、なのか。

『どうか、朝まで何もおこりませんように』

ヴェーダとスメラギに祈りながら、ロックオンの右肩に頭を乗せたまま、漸くやってきた睡魔に、アレルヤも小さく欠伸をした。



終。



多分、事後の二人がだらだら喋ってるだけの話を懲りずに書くと思われます・・・。
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岐阜の片隅に暮らす腐女。
年頃のお嬢さんを持つヲタ友達が欲しい今日この頃。
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