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日々のつらつらヲタ雑記
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早めにクスリ飲んだのが良かったのか、朝には熱下がってたー(涙)
でも余熱があるかもしれないので、まだ様子見です。
熱が下がったら、今度は少しも大人しくしてくれません(あう)
トランプやらマリオパーティやらを付き合わされて一日が終った・・・・(ぐったり)
でも、40度の時は、顔が土気色だったので、元気なのが一番です。

そんななかでお題更新しました。
少年なハレアレです。
こんな感じなハレも好きです。

「ハレルヤ、ハレルヤ、どうして君はっ」

「うるせぇよ」

気だるげに言葉を遮り。

アレルヤの胸倉を掴むと、足を払い、思い切り後に突き飛ばした。

おかしな体勢で落ち、どこかをぶつけたのか、アレルヤの顔が歪んだ。

それでも懸命に顔を上げて、涙に濡れた銀色の眼で訴える。

「あの人が、僕に、僕らに何をしたって言うんだ!」

「あぁ?」

「他の人より、少し親切にしてくれただけじゃないか!」

「そうだな」

鼻で笑って、口端を吊り上げ。ハレルヤは足元に倒れた分身に馬乗りになった。

シャツの襟を強引に掴んで、引き寄せる。

そのハレルヤの手に、アレルヤの手が掛かる。

「どうして・・・どうして、僕に、僕らに優しい人だけに、君は酷いことをするんだ!」

相当頭にきてるんだな。

普段はもっと、弱っちい奴なのに。

自分に向けられるアレルヤの感情が、強ければ強いほど。

熱ければ、熱いほど、自分は歓喜する。

涙を流しながら叫ぶアレルヤに、ハレルヤは壮絶に笑った。

「そんなの決まってるだろうが。お前が、あのオンナに懐いてたからだ」

両襟を、思い切り左右に引っ張る。勢いよく小さな釦がはねて、散らばる。

「ハレルヤっ」

「お前は俺だけ見てりゃあいいんだよッ」

下に着ていたタンクトップを押し上げて、ピンクの胸に歯を立てた。

「痛ッ」

「お前が悪い」

びくん、びくん。と、薄い身体が、肉食獣に狩られた小鹿の如く、跳ねる。

「・・もう、ここには居られない」

諦めたのか、抵抗することをやめたアレルヤが、眼を閉じる。

閉じた目蓋から、涙が零れた。

「また、何処かに移ればいいだけだろうが」

「・・・・・そうやって移った先で、君はまた・・」

「俺は、お前がいれば何処だっていい」


だって世界は。

俺とお前で閉じられている。





・・・こんなハレアレがすきです。

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自己紹介:
岐阜の片隅に暮らす腐女。
年頃のお嬢さんを持つヲタ友達が欲しい今日この頃。
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